コラム|鹿児島市武岡の歯医者「小森歯科クリニック」

コラム

News子供を虫歯にしない食習慣・おやつの選び…

「歯みがきは毎日きちんとしているのに、子供の歯に虫歯ができてしまった」――そんな経験はありませんか。じつは虫歯のできやすさには、歯みがきと同じくらい「食べ方」が関わっています。このこどもの歯シリーズ第2回では、鹿児島市武岡の小森歯科クリニックが、子供を虫歯から守るための食習慣と、おやつ・飲み物の選び方を、今日から取り入れやすい形でお伝えします。

虫歯は「何を食べるか」より「どう食べるか」

虫歯を防ぐうえでまず知っておきたいのが、「甘いものを食べたか」だけでなく「どんな食べ方をしたか」が大きく関わるということです。

食べたり飲んだりすると、お口の中は一時的に酸性に傾き、歯の表面が少しだけ溶けやすい状態になります。ふだんは、だ液の働きで時間をかけて元の状態に戻っていきます。ところが、あめをなめ続けたり、ジュースをちびちび飲んだりして、だらだらと食べる時間が長く続くと、お口の中が酸性のままになり、歯が溶けやすい時間ばかりが増えてしまいます。

つまり、同じ量のおやつでも、「時間を決めて一度に」食べるほうが、「少しずつ何回にも分けて」食べるより虫歯になりにくいのです。たとえば、3時のおやつとして15分ほどで食べ終えるのと、テレビを見ながら1時間かけてちびちび食べるのとでは、歯にとっての負担が大きく変わります。まずは「回数」と「だらだら食べ」に気をつけることが、食習慣の第一歩になります。

甘い飲み物・おやつの与え方のコツ

次に気をつけたいのが、飲み物です。ジュースやスポーツドリンク、乳酸菌飲料などには、思っている以上に砂糖が含まれていることがあります。とくに、これらを水がわりにこまめに飲む習慣は、お口の中が甘い状態に傾きやすく、注意が必要です。暑い季節やスポーツのあとはつい甘い飲み物に手が伸びがちですが、ふだんの水分補給は水やお茶を基本にするとよいでしょう。

おやつも、「絶対にだめ」と考える必要はありません。大切なのは、時間と量を決めて楽しむことです。だらだら食べを避け、食事やおやつのあとは水を飲んだり、軽く歯をみがいたりして、お口の中をリセットしてあげましょう。とくに寝る前は、だ液が減って虫歯になりやすいため、飲食のあとに歯みがきをしてから休む習慣が役立ちます。おやつ選びでは、口の中に長くとどまるものほど注意が必要です。ねばりつくあめやキャラメル、グミなどは歯に残りやすい一方、果物やヨーグルト、チーズ、おにぎりなどは比較的口の中に残りにくいおやつです。こうした選び方を意識してみるのも一つの工夫です。

無理なく続けるために

食習慣の見直しは、完璧をめざすと長続きしません。ご家庭のペースで、できることから少しずつで十分です。

たとえば、「おやつは時間を決める」「甘い飲み物は特別な日に」「食べたら水かお茶」など、一つずつ習慣にしていくとよいでしょう。休日やイベントなど、いつもより甘いものが増える日もあると思います。そんな日は、あとで歯みがきをしっかりする、翌日はいつものリズムに戻す、といったメリハリで十分です。お子さんが小さいうちは、まわりの大人の関わりが大きな力になります。「上手にできたね」とがんばりを褒めてあげることも、続けるコツです。とはいえ、食習慣だけで虫歯をすべて防げるわけではありません。毎日の仕上げみがきや、歯科での定期的なチェックと組み合わせることで、虫歯のリスクをより下げることにつながります。次回は、その仕上げみがきについてくわしくお伝えします。気になることがあれば、小児歯科のページもあわせてご覧のうえ、当院まで気軽にご相談ください。

まとめ

子供の虫歯予防では、「何を食べるか」だけでなく「どう食べるか」が大切です。だらだら食べや甘い飲み物のこまめな摂取を避け、時間と量を決めておやつを楽しむこと、食べたあとに水や歯みがきでお口をリセットすることが、無理なく続けられる予防につながります。食習慣・仕上げみがき・歯科での予防を組み合わせて、お子さんの歯を守っていきましょう。鹿児島市武岡の小森歯科クリニックは、ご家族の毎日を歯の健康から支えていきます。ほかの記事は歯科コラム一覧からご覧いただけます。

※本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたもので、特定の効果を保証するものではありません。お子さんのお口の状態や適切な食習慣には個人差があります。気になる点がある場合は、歯科医院へご相談ください。(参考:厚生労働省「e-ヘルスネット」、日本小児歯科学会の公開情報をもとに作成)

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